Taipei - 林華泰茶行

 台湾旅行の続きです。

台湾と言えば、外せないのがお茶。特に詳しいわけでないが、高山茶とか鉄観音とか名前は聞いたことがあった。同行者のNちゃんのお母さんは、1日何度も飲むというお茶好き。せっかくなので茶葉の専門店に行ってみた。専門店と言っても、私たちが選んだのはお茶の老舗問屋さん「林華泰茶行」。良質な茶葉を安価で買えると聞いたのでここに行ってみた。店内に入るとお茶のいい香りが漂っていた。

想像していた「お茶問屋」とは違った店構え

それで思い出したのが、私が育った家のこと。正確には、家と店があって、店の方。全国でもトップクラスという大きなアーケードの商店街の中にうちの店はあって、日曜日に店の2階の窓を開けると、斜向かいのお茶屋さんが蒸している緑茶の香りが漂ってきたものだった。ちなみに隣は植木屋。道を挟んだ隣は果物屋。裏は裁縫屋、向かいは証券会社とタバコ屋。商店街には、喫茶店、米屋、電器屋、パン屋、肉屋、洋服屋、和菓子屋、ケーキ屋、駄菓子屋、八百屋、本屋、文房具屋、化粧品屋、床屋、ミシン屋、裁縫屋、寿司屋、鰻屋、魚屋、薬局、漬物屋、家具屋などがそれぞれ複数あって、無いものは無いというくらい、なんでも揃った。この商店街は別の商店街を経てデパートとも繋がっていた。

話は台湾に戻って、お茶の問屋に入ると、お茶の種類、ランク、単価が書かれたリストがあった。実際のお茶を見て買いたいなぁと思っていたら、ちゃんと奥へ案内してくれた。そこにはドラム缶のような大きな筒に入った茶葉が並んでいた。言葉が分からなかったが、漢字が読めるのと、英語と手振り身振りでなんとか買うことができた。

量り売りの茶葉を少量ずつ詰めてもらった

同じ種類のお茶の中にランクがあって、単価が違う。どのあたりがいいのか迷った。

店の中庭

Nちゃんも何種類か買って、満足していた様子。Nちゃんのお母さん喜んでくれたかなぁ。

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