本当にしたいことを選びたい

ダイエットに成功した先輩(42歳、男)に秘訣を聞いたところ、
食べるものを選ぶようにした、本当に食べたいものだけを食べることにした、と。

確かに欲張ってたくさん食べようとしている私。
そう考えると、食べ物だけじゃない。カメラでも洋服でも、何でも。

選択肢が多いってことは、それだけたくさん選ぶこともできるけど、選ばないこともできるってことで、選ばない潔さみたいなことが、今の私にとってはかなりかっこよく見える。
こういう時代に生きていると、安易に多数派に流れてしまう。選べる不自由さというか。

自分が必要としているものが何なのか分かっていて、それに応じたものや生活を選べる人って幸せだと思う。そして賢い。
選べる人って全体を知っているからこそ、なんだ。それか、全体を予想できるのか。全体なんて知りません、私はこれだけでいいのです。っていう自信なのか。

カメラといえば、学生時代はフィルムの一眼を使っていたけど、とっくの昔にデジタルカメラに移行した。カメラの意味が変わった。使い方が変わったせいで、機械そのもののやそれを取り巻くもの全体の価値もぜんぜん違うものになったと思う。
それも選んだり、使い分けたりすればいいことなんだと思う。でも、ぜんぜん、まったく違う。くどいけど。

休刊中の雑誌「Re:S」を読むと泣けてくるのだけど、編集長 藤本智士氏のブログも同じく。
デジタルよりフィルムカメラが絶対にいいとも思っていないし、ここに書かれている反原発の論理にもそれほど共感しないのだけど、選ぶことの真剣さと、その感情が伝わってくるからかな。 彼にとっては人生をかけるほど大切なことなんだという真剣さ。

りす編集長 藤本智士ブログ そら色のリアル


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新しいThinkPad、最近の英語キーボードなので、Windowsキーがある。Altの隣なので、間違って押すことがしばしば。無効にしようか迷い中。Win+D (デスクトップ表示)、Win+Tab(フリップ)で使いたいかも。もう少し使い慣れたら判断しよう。

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