きらまーみーゆしが、まちげーみーらん

座間味島の海を満喫した翌日はハイアットリージェンシー那覇のスイートルームに滞在。

スイートルーム！？なんだか恥ずかしい響きだけど、たまたまこの日割安だった宿泊費に惹かれて…以前も宿泊したことがあるこのホテルは、他のハイアットと同様に、しっとり落ち着いて洗練された雰囲気。部屋のレイアウトや内装はシンプルかつ機能的で使いやすく好み。クラブラウンジも利用できるプランだったので、18階にある落ち着いた雰囲気のラウンジでまずはチェックイン。

日中は人が少ないラウンジ。スナック類、ジュース、ビールなどが提供されている。

遠くに見える丘は首里城あたりか

16階に降りて静かな廊下を歩くと…客室に到着。とても広くて、リビングも寝室もバスもシャワーもクローゼットも何もかも真似したくなるような造りと快適さだった（できないけど）。

ドアを開けるとクローゼットがあって、ドーンと広いリビングにソファとオットマン。その奥にテーブルと窓。

犬は自前

細々としたものを持ってきてくれるサービス（他のハイアットにもあった）。「地図」を頼んだらどんなものを持ってきてくれるんだろ。

リビングの奥に寝室。リビングと寝室は完全に壁で仕切られていて、スライドドアが2つ。

リビングの隣はバスルーム。シェイドを開けると寝室が見える。ここにもクローゼットあり。

バスルームのお風呂とシャワー。リビングから撮影。シェイドを閉めれば見えなくなる。

ウッド素材のルームキー

眼下に広がる壺屋や平和通りは古くからある街並みで、奇麗すぎる室内とのギャップに戸惑うけれど、新旧入り混じるこれが那覇だなぁとも思う。

チェックイン時間の15時より前にチェックインさせてもらえたので、13時過ぎから3Fのフィットネスセンターの先の屋外にあるプールへ。
チェックアウトとチェックインの間の時間だったからか、私たちの他に利用客は1人だけ。欧米系の若い女性がおひとりで日光浴しながら読書していた。目が合ったので微笑みあう。しばらくしてその人が去った後は、完全に貸し切り状態。昨日のシュノーケルと比べればただの水遊びだけど、プールに浸かってバシャバシャしたり背泳ぎをしたりしているだけで軽い運動になって気持ちいがいい。チェックイン時間の15時を過ぎ16時になっても誰も来なかった。カンカン照りの太陽が隠れ、雲行きが怪しいと思ったらゴロゴロと雷が鳴りだして夕立ち。夏の夕立って懐かしい。今暮らしている地域ではあまり起きないから。

本当に暑い日だったので雨に濡れても全然寒くもなく快適。十分泳いで遊んで太陽を浴びてくつろいだので、満足して終了。温水のジャグジーもあるけど暑くて入らなかった（翌朝は入った）。プールサイドにある更衣室もまた素晴らしく、完全個室のシャワー部屋や水着の脱水機など…どれも使いやすかった。部屋に戻る前にラウンジに寄ってジュースなどを飲む。

夕食までにまだ時間があったため、夕立ちが降ったりやんだりする中、ホテル周辺を歩いた。壺屋通りでやちむんや猫を見たり、国際通りのてんぶすではお気に入りの伝統工芸館が閉鎖されたことに気づきショックを受け、桜坂劇場やガーブドミンゴなど以前から好きなショップに立ちより、ふらふらふらふら。

壺屋のとあるショップで器を見ていたら、外にニャンコが

18時過ぎにホテルに戻り、ラウンジで一杯。当初、食事前の一杯と思っていたが、食べ物も飲み物もめちゃくちゃ充実していて結局ここでの食事が夕食となった。飲み物はシャンパンやワインからローカルの泡盛やラム、オリオンビール、ウィスキーやリキュールなど一通りのお酒とカクテルまであり、食べ物の種類と味も素晴らしい。特にローストビーフが美味しかった！

ノンアルコールカクテルのピニャコラーダ。自分でラム酒追加😆

ラウンジメニューと思えないほど豪華なおつまみ

ローストビーフ自体も美味しいし、ソースがいくつもあったので、結局何回おかわりした？

夕暮れ。海の先に見える島は…

食事をしながら、18階の窓からは那覇の町並みと海が見え、その先に島が見えた。

昨日行ってきた島では！？
と、すかさず、同行者が沖縄の方言で何か一言いった。

「きらまーみーゆしが、まちげーみーらん（慶良間見しがまつげ見らん）」

慶良間は見えるがまつ毛は見えない。遠くは見えても自分の近くは見えない。「灯台下暗し」と同じようなことわざなんだとか。なんでもよー知ってるなぁ。

食事を終えて部屋に戻ると、ベッドメイキングがされていた。いわゆる「イブニングサービス」「お休み前のお支度」というやつ。パジャマ、ガウン、スリッパなどが寝室に置かれ、お水もベッドサイドに追加されていた。人生で3度目くらいかな、これ。

パジャマの上にはチョコが。寝る前にチョコってちょっと意味がわからんけど。

明日は晴れ、34℃でございます。

ホテルでも自宅でもカーテン閉めない派なので、朝焼けとともに起床。

朝ごはんもラウンジで。目の前でオムレツ作ってくれるやつあり。美味しすぎる。。。

普段食べない種類のグラノーラを食べたい病

チンアナゴきた

そんなこんなで9時前にジャグジー、その後プールで泳ぎ、ホテルを満喫して、午後の便で帰宅。プール、街歩き、食事、寝る、しかしていないけど、素晴らしい設備と空間のおかげでストレスがまったく無くリラックスして過ごせた。ストレスが全く無いって状態って、日常生活で意外とレアかも。