仕事のこと(つれづれ)

上司にどこまで期待していいのか。自分でどこまでやるべきか。ユーザーに必要なものは何なのか。
仕事のことで色々と考えるほど、他のグループや部の方々が頼りになる(なかなか同じグループ内にはそういう先輩がいない)。他グループの先輩社員たちと話してみると、そのあたりをうまく見極めているよう。私が見えていない部分まで見えてる感じがする。
 物を作る立場の人間って、どこまでも細かい必要があると思っている。線一本、色の微妙な濃淡の違いまでもこだわって真剣に考える細かさと情熱が必要。それを実装するかどうかは別として、「考えた」という工程が必要なんだ。
今は次の3モデルに備えた構想期間なので(めったにこんな落ち着いた日々はない)、いつもならできないことを計画しようと思っている。何年も続けてきた慣例を変えるのって、時間も労力もかかる。まずは、変更すべき理由の裏付け。ユーザービリティテストとか統計とか。それでもここでやらなければ、ずっとまた続いてしまうんだ。
幸いなことに仕事の相棒に恵まれていて、よりよいものを作りたいという姿勢を共有している人。本当に頼りになる。
「10人、20人が使う製品群じゃないですからね。私たちのカテゴリは、何千人、何万人が使うんだから」と言って、頼んだこと以上の仕事をしてれる相棒!確かにそういうユーザー層なので気が抜けない。10人、20人を想定している商品もうちの会社にはあるわけで、そういう製品のチームを多少うらやましく思う気持ちがある。たまにそういう製品を担当すると、ほっとしたりもする。
相棒は、そういったハードルを前向きにとらえて自らモチベーションを上げているみたい。適当にしようと思えばいくらでもできる職種なのに、そうしない(できない)ところが、相棒の好きなところ。
仕事は割ときっちり、プライベートは超ルーズ、というところがお互いに似てる。その人とは最近プライベートでも同じ趣味で行動を共にしているから、公私ともども相棒。ますます息が合うね~。これから始まる新モデルが楽しみ。

  • 時間がかかっても、妥協せずにコツコツと確実に積み上げる人
  • 不条理なことや納得のいかないことを大声でNo!と言ってる人
  • 内に秘めた情熱を持っていて、口数が少なく、自分の考えを製品で表現する人
  • 部署をこえたハーモナイズ(シンクロ)を構想している人
どの人もいいよ!情熱がある人って、たとえ向かっている方向が自分と違っていても、話しておもしろい。

「打っても響かない人」って少なからずいて、そういう人をどうにかしようかとこれまでイライラ考えていたけど、やめた。
そういう人はどういう場面でも(メインの開発業務以外の事務的なことでも)、そういう人なんだ。決断しないのは責任を負いたくないからだろうな。私は私のしたいようにしよう。情熱的な人と共に。

などと、ばあちゃんちで過ごしている間(下記写真)や、夜の飲み会の間中もうっすらと考えていたのでした。

久々の青空

ピンクと青の色合い。サザンカといえば日本語学の「音位転換」を思い出す。元々は「サンザカ」
上杉@宝達志水町のお蕎麦。はじめての「温」


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