モニュメントバレーへの思い

仕事もしていなくて、用事もなく、ただ一人でいる時間って意外とある。通勤時間とか、買い物に行く途中の道とか、野菜の皮をむいている時とか。
そういう時間に、近い過去や遠い過去のこと、未来のことを頭の中で描いて、そうだそうだと自分の結論を出していることって多い。
今日は旅行代理店に行った。久々に自転車で町を駆け抜けながら、大学時代にLoader先生の授業の課題として書いたエッセー(英語の論文のレポート)の内容を思い出していた。「Deep Impact」(映画)を取り上げ、「映画と同じく、近い将来、アメリカに黒人の大統領が誕生することを希望する」という結びで締めた。 いま現実にそうなっている。このことって、日々けっこう頻繁に思い出す。時代はどんどん変わるっていうことを実感した例として。

そしたら、さっきLoader先生からメールが届いた。驚いたことにFaceBookで私の名前を見つけたとかで。めちゃくちゃうれしい!!
以心伝心ってするよね。というか、たぶん無意識のうちにけっこうLoader先生のことを考えていたのだと思う。「思い」がまわりまわって人を引き寄せるってこと、信じてるから。6~7年前は確かマイミクだったんだけど、一度mixiを辞めたときに縁が切れてしまってたんだ。mixiのアカウントを再作成したときに連絡すればよかったのに、今まで連絡してなかった。
インターネットでつながることに疑問を持ちながら、こういうサプライズを純粋に嬉しく受け止めている。


高校生のときに買ったアメリカのモニュメントバレーの風景(たぶん写真)のポストカード。
この景色になにかを感じていて、ずっと持ってる。うまく言えないけど、自分の中ではスターウォーズにあこがれる気持ちに近く、その風景だけでワクワクできるというか。
実際に行くことを検討中なので、アメリカ出身のLoader先生に相談してみようかな。


読みかけで会社の引き出しに忘れていた『セドナへのスピリチュアルな旅』(銀色夏生)を読んでいる。モニュメントバレーとセドナは近いので、なんとなく思い出して。
写真と文、しかもへんてこな日記みたいな文。というこの人の作風、気が張らずに雑誌みたいに読めるのに、ところどころ印象に残る話や言葉があるから続けて読んでしまうのだと思う。凡人に見えて、実は変人。
それにしても「スピリチュアル」って興味ないなぁ。自分の心に問いかける行為は好きだけど、「スピリチュアル」とか言う時点でうさんくさいと思ってしまう。

『歩いてまわる小さなロンドン』は『歩いてまわる小さなパリ』の姉妹本。どちらも見ているだけで町歩きをしたくなる。ロンドンは去年行ったので、道もだいたい分かっていて、よりいっそう身近な感覚。

旅に出たい思いが強すぎるのか、毎日旅行の夢を見る。ここ5年で見た夢の8割が旅の夢。
昨日は、恋人と南国(グアムかどこか)で、やりたくもないスキューバダイビングをすることになって準備している夢。その前は、大学の友人と手をつないで外国の町を歩いてる夢。夢に出てきた町ってけっこう鮮明に覚えていて、どこかに本当にあるんじゃないかと思ったりする。
こんなにたくさん旅の思い出があるなんて、安上がりだ。

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